海釣り攻略ガイド ★シンプルな仕掛けで幅広い応用が効く★ 初心者の方にもオススメなウキ釣りの魅力や仕掛けを徹底解説! 【ウキ釣り編】
- 2018.10.29
- 攻略記事(Fishing)
- エサ, 海, 釣り攻略
ウキ釣りとは
ウキ釣りに使う仕掛けはハリ/オモリ/ラインを使った釣法【ミャク釣り】にウキを追加するだけの非常にシンプルな仕掛けです。その手軽さから初心者の方でも始めやすく初めての方にも非常にオススメな釣法となります。
ウキを使うメリットとしてはアタリを視覚的に取れたり、タナを自由に調節できたりといろいろありますが逆にデメリットはほとんどない(海での使用なら)と思われますので初めての方はウキ釣りから入ってみてもいいのではないでしょうか。
ロッド/リールなどもあまり意識せず手持ちのもので十分な場合もありますので是非挑戦されてみてください。
※今回に記事ではガイド付きのロッドを前提としたウキ釣りを解説していきます。延べ竿でのウキ釣りもほとんど同じ仕掛けで行えますが魚種によってはロッド破損の危険性もあります、また少しだけ遠投が必要になることもありますのでガイドの付いたソルト用ロッドの使用をオススメします。
対象魚と釣りシーズン
ほぼ全ての魚種がターゲットとなりますがこちらでは代表的な対象魚のみを記載します。
アジ 5月~11月くらいがベストシーズン。(居付きアジなら通年)
サバ 4月~11月頃に狙えます。ベストシーズンは8月~10月
イワシ 通年狙うことができます。ベストシーズンは5月~10月
アイゴ 通年狙うことができます。ベストシーズンは5月~11月
メジナ 通年狙うことができます。ベストシーズンは5月~12月
ブリ/ヒラマサ/カンパチの幼魚 9月~12月頃に狙えます。 ベストシーズンは10月~11月
イサキ 5月~10月頃に狙えます。 ベストシーズンは7月~9月
対象魚別に詳しく解説したこちらの記事もオススメ↓
仕掛けの解説
円錐ウキを使うのかウキスイベルが必要なウキを使うのかでほんの少しだけ仕掛けが異なります。どちらでも大丈夫ですが使い分けるとすれば軽い仕掛けに向いた細い棒ウキ、汎用的に使える円錐ウキ、太い仕掛けに向いた大きい棒ウキといった感じ。
準備するもの
※各項目に書いたオススメのものはおおよそ40cm程度までの魚種を狙うのに適したタックルバランスです。それ以上の大きさやそれ以下の大きさを狙う方は全体的なタックルバランスを調整してください。
推奨タックル=磯竿4m前後2号程度/ダイワ2500orシマノ3000/ナイロン3.5~4号/3B~5B円錐ウキ/3B~5Bガン玉/3~4号ハリス付き伊勢尼7~8号
ロッド
ウキ釣りに使うロッドは基本的になんでも大丈夫です(強度は狙う魚種に合わせて選びましょう)。あえて用意するなら磯竿の4m前後/2号程度が取り回しやすいのでオススメ。またシーバスロッドやエギングロッドなどのルアーロッドも扱いやすいのでお持ちの方はそれらを代用しましょう。
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リール
こちらも同じく狙う魚種に合わせて選びます。汎用的に使いたい方はダイワ2500/シマノ3000程度が使いやすいかと思います。ギアはお好み、スプールは普通タイプのものがオススメです。
オススメのリールはこちらの記事で紹介しています→初心者の方におすすめ!! 【ダイワ2500/シマノ3000ハイギヤリール】 ライトショアジギング/ワインドに最適なハイギヤリールを紹介 5選
ライン
こちらも同様にリールか魚種に合わせて選んでください。ナイロン/PE/フロロとラインの種類がありますがウキ釣り専用ならナイロンラインを推奨します、オススメはナイロン3~4号程度を150m以上。
オススメのラインはこちらの記事で紹介しています→初心者の方におすすめ!! 【道糸用ナイロンライン】 コスパ重視のナイロンラインを紹介 5選
ウキ止め/シモリ玉/ウキスイベル/からまん棒
これらの小物は選ぶほどの種類がないので割愛。およそ小型~中型程度。
円錐ウキ/棒ウキ
どちらを使うにしてもオモリの号数に合わせたウキを用意しましょう、夜釣りなら電気ウキも忘れずに。
各ウキの特徴を簡単に説明すると
視認性がよく違和感を与えにくいが波が穏やかでないと使えない細めの棒ウキ。
状況に左右されず視認性もそこそこの円錐ウキ。
遠投が必要な場面や大物を狙いたいときの特大ウキ。といった感じ。
よく分からない方は3B~5B程度の浮力を持った円錐ウキが万能に使えます。夜釣り用の電気ウキは自立タイプの棒ウキがオススメ。
オススメの円錐ウキはこちらの記事で紹介しています→初心者の方におすすめ!! 【フカセウキ】 フカセ釣り用ウキのオススメを紹介 5選
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オモリ
狙うタナの深さや海の状況で調整します。
ウキと同様に3B~5B程度のガン玉が万能に使えます。
ハリス/ハリ
自分で結ぶのは面倒なので市販品のハリス付き伊勢尼針を用意しましょう。
ハリの大きさは同じ名前のハリでもメーカーにより若干異なりますがおおよそ7~8号程度が最適、ハリスの太さはリールに巻いたラインの号数と同じか0.5~1号程度細いものがオススメです。
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準備するエサ
エサは狙う魚種に合わせて選択してください。
ここではおおまかな魚種別によく使われるエサを紹介します。
オキアミ=言わずと知れたこちらのエサは万能に使えてよく釣れます、具体的な魚種はアジ/サバ/メジナ/アイゴ/タイ/イサキ/青物全般/根魚全般/etc…
虫エサ=ゴカイやイソメなどの虫エサはオキアミと同じく万能に使えます、ヒラメ/カレイなどの底物やシーバス/マダイなどの特攻エサとして。
イカ=エサ持ちがよく根魚などに最適。
切り身/小魚(キビナゴ/アジなど)=青物全般/根魚全般やシーバス/タチウオなどに最適。
釣り場の選び方
ウキ釣りはいろいろな魚種に対応可能なうえ釣り場を選ばない汎用性の高い釣法です。磯/サーフ/河口/防波堤/漁港などありますが釣り場で選ぶよりも釣りたい魚種で場所を決めましょう、青物系を狙うなら潮通しのいい防波堤/磯が最適なポイントになります、ヒラメ/カレイ/コチなどの底物を狙うならサーフへ、アジ/サバ/イワシなどの小型の魚を狙うなら人の多い防波堤/漁港などが一級ポイントとなります。(魚種別攻略記事でその魚種のポイントを詳しく解説しているので参考にしてください)
初心者の方は海釣り公園などもオススメのポイントです、一般的な施設なら釣果情報などを載せたホームページを作成していますのでそちらを参考に狙う魚種を絞ってみてください。
ウキ釣りのコツ
ここではウキ釣りで釣果を伸ばすためのコツを解説していきたいと思います。
ウキ釣りで釣果を伸ばすために意識したいのはウキ浮力の調整とタナ調整の2種類となります。
まずはウキの浮力調整についての解説から。ウキの浮力が仕掛けに対して低すぎるとウキは沈みます(説明の必要はないと思いますが)、逆に高すぎると一見問題なさそうに見えますが(自立式ならなおさら)これは釣果を下げる大問題になってしまいます。魚がエサを咥えてウキを沈めたときにウキの浮力が高すぎると魚はこれを違和感に思いすぐにエサを放してしまいます、ウキが沈む=魚の動力で沈む訳ですから大きな抵抗(浮力)があれば当然ですよね。つまりウキの浮力はエサの重さとオモリを使いぎりぎり浮く程度までしっかりと調整しましょう。「何度もウキにアタリが出たのに全く掛からない」といった場合など浮力調整から見直してみてください。
次にタナ調整についての解説です。タナとは仕掛けの深さを表しておりウキ釣りならウキ止めより下の長さがタナとなります、狙う魚種や時間/時期により最適なタナは異なりますがアタリが全くないような状況ならタナが合っていない可能性が高いです。最適なタナはその日の状況により異なりますので具体的な数字は言えませんが同じタナで釣れるのを待つのではなく細かく調整しながら釣れるタナを探しましょう。
ウキ釣りで覚えておきたいこと
ウキ釣りで使うノット(結び方)はラインとハリスを結ぶトリプルエイトノットのみとなります。
※バラ売りの針を用意した方はハリスと針を結ぶ外掛け結びも覚えておきましょう。
トリプルエイトノットはエサ釣りでもルアー釣りでも幅広く応用が可能な万能ノットです、他のノットに比べ釣り場でも簡単に行えますのでこれだけは絶対に覚えておきましょう。
記事を最後まで閲覧して頂き有難う御座います。
シンプルな仕掛けで初心者の方にもオススメな釣法ウキ釣り、皆様も是非挑戦されてみてはいかがでしょうか。
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