9月~11月の秋バス攻略ガイド【ルアー/ポイントの解説付き】

9月~11月の秋バス攻略ガイド【ルアー/ポイントの解説付き】

バス釣り攻略メイン記事はこちら→バス釣り攻略ガイド

 

 

 秋バスの特徴

 

うだるような暑さも徐々に和らぎ、9月も後半になればいよいよバス釣りのハイシーズンを迎えます。

少し前は夏バテ気味だったバスたちも水温が下がれば積極的にベイトを追うようになり、エサを求めて様々なポイントを動き回ります。(特に釣りやすい時期ではありますが初心者の方は梅雨からがオススメ)

ですがそれ故に居場所の特定が難しい時期でもあり(オススメしない理由はこれ)、秋バス狙いで失敗しないためには「なぜ釣れたのかorなぜ釣れないのか」を考えて行動パターンを把握することが秋バス攻略の近道です。

 

 

 9月のバスの特徴と最適なルアー

 

前述したように9月前半はまだまだ気温が高くバスの活性は低い状態が続きます、気温が落ち着くまでは8月の攻略記事を参考に頑張りましょう。

夏バス(6月~8月)攻略記事はこちら→https://hanabisiki.com/post-2901

 

それでは気温の落ち着いた9月後半のバスはどうなっているのでしょうか。

それまでは夏バテ気味でシェードなどの場所に溜まってたバスたちも水温20度~25度程度まで下がると徐々にベイトを求めて動き回ります(ベイトを探すことが秋バス攻略のかなり重要なカギ)、ですがそのベイトがこの時期は広範囲に散らばり、勿論バスもそれを追って広範囲に散ってしまっています、なのでバスの居場所を特定することが難しくパターンが分からないと中々に厳しい釣りになってしまうことも…、コツと言えるかは微妙ですがこの時期のバス釣りはとにかくベイトが溜まってそうな場所を広範囲に攻め続けましょう。

使うルアーは秋の定番スピナーベイトが絶対にオススメ、スピナーベイトを使えば広範囲を手早く探れます。

 

 

 10月のバスの特徴と最適なルアー

 

秋も深まりほとんどのバスは積極的にベイトを追い回しています、「9月のバスの特徴と最適なルアー」でも書いた通りスピナーベイトなどの巻物系ルアーを使い広範囲をテンポ良く探っていきましょう、また10月後半頃からはボトムも意識すると釣果に差が出たりもします。

他にクランク/シャッドの早巻きも有効なのでお持ちの方は是非試してみてください!

 

 

 11月…の前に知っておきたいターンオーバー現象について

 

徐々に水温は下がりバスの活性も落ち着く晩秋、この時期特有の現象「ターンオーバー」がやってきます。

科学?の話になり解説が少々面倒なので簡単に説明しますがターンオーバーとは秋の冷たい気温で表層の水温が下がり、ボトムの温かい水と入れ替わってしまう現象のこと。このターンオーバーが起こるとボトムに溜まっていた酸素量が低く汚れた水が表層の水と入れ替わり、結果的には汚れた水が全体に行き渡るため水質は悪化、当然バスの活性も下がり非常に釣りにくい状態となってしまうわけです。

 

 

 11月のバスの特徴と最適なルアー

 

ターンオーバー現象についてはお分かり頂けたかと思います、では肝心のバスたちはどうしているのでしょうか。

この時期のバスは少しでも水質のいい場所を探しており、具体的には「水深の深いボトム」「流れ込みなどの水が動く場所」「ターンオーバーが起こらないシャロー」などがそれに該当します。(そもそもターンオーバーは水深の深いエリアで起こる現象なのでシャローエリアには無害なのです)

ポイントの探し方が分かればあとはルアーを選ぶだけです。先月に続きスピナーベイトは秋の欠かせないマストアイテムですが、他にもボトムを重視したメタルバイブ、リアクションを狙うクランクなども選択肢に入ってきます。

と上記ではオススメと書きましたがこの時期はルアーセレクトよりもポイント選択が重要なのでなにより水質のいいポイントを探すようにしましょう。