海釣り攻略ガイド ★大物たちと真っ向勝負★ カゴ釣りに必要な仕掛けとその魅力を徹底解説! 【カゴ釣り編】

海釣り攻略ガイド ★大物たちと真っ向勝負★ カゴ釣りに必要な仕掛けとその魅力を徹底解説! 【カゴ釣り編】

 カゴ釣りとは

 

魚を寄せるための「撒き餌」と針に付けた「刺し餌」を同時に遠くの沖へと遠投して浅瀬では釣れないような大物を狙うために考案されたとても理にかなった釣法です。

しかし必要な道具も多く仕掛けの知識や遠投する技術も要求されるため初心者の方がいきなり始めるにはあまりオススメできない釣りです。ですが難しいだけにリターンも多く時には超高級魚と呼ばれるような魚が釣れたりと非常に奥が深い釣りとなっております。

 

 

 対象魚と釣りシーズン

 

マダイ

言わずと知れた高級魚でその引きも非常に強力なカゴ釣りのメインターゲットの1種です。

釣りシーズンは3月~7月と9月~12月の春と秋となっております。昼夜問わず狙えますがベイトが接岸してない状況だと厳しいのでマダイ狙いならベイトを探しましょう。

 

メジナ(グレ)

1月~3月の寒グレシーズンと9月~12月の数釣りシーズンに分かれます。

大型で美味しい時期を狙うなら寒グレシーズン。釣りやすい時期を狙うなら数釣りシーズンに向かいましょう。

 

クロダイ(チヌ)

3月~12月に狙うことができます。

大型を狙うなら春、数釣りを楽しむなら夏、小型/大型問わず良く釣れる秋、と狙い分けましょう。

 

イサキ

5月~10月がイサキの釣りシーズンです。

美味しい時期は梅雨ですが数を狙うなら夏に向かいましょう。

 

ヒラマサ/ブリ/カンパチ

青物全般に言えますが回遊なく釣れることはほとんどないため青物を狙うときは運にまかせましょう。

9月~12月頃が回遊の確率も高く食い気もあるので釣りやすい時期となります。ベイトの接岸が絶対に必要なので青物を狙うときにはベイトの群れを探しましょう。

 

他にもアジ、イワシ、サバ、カツオなどオキアミを食べる魚ならほとんどがターゲットとなります。

 

魚種別の詳しい生態/特性/食べ方などはこちらの記事で解説しています↓

アジ編

サバ編

ブリ編

 

 

 仕掛けの解説

 

カゴ釣りの基本的な仕掛けは下の画像を参考にしてください。

狙う魚により全体的なタックルの大きさは異なりますが構造はほとんど同じです。

 

 

 準備するもの

 

※各項目に数字で書き分けてますので狙う魚種に合わせて参考にしてください。

①小型~中型を狙う万能タックル ②大型を狙うタックル

 

ロッド

①3号程度の遠投仕様磯竿が最適です。長さは5m前後を目安に使いやすい長さを用意しましょう。

②5号程度の遠投仕様磯竿が最適です。長さはこちらも5m前後の使いやすい長さが目安です。

※ロッドの長さが長いほど遠投できますが扱い難くなります。

①3号の遠投仕様磯竿はこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【泳がせ釣り用の磯竿】 泳がせ釣りにも使えるコスパ重視の磯竿を紹介 5選

②5号の遠投仕様磯竿はこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【カゴ釣り用遠投磯竿】 遠投カゴ釣り/ぶっこみ釣りなど大物にも引けを取らないロッドを紹介 5選

 

リール

①ダイワ3500/シマノ5000程度の少し大きめが使いやすいです。

②ダイワ5000/シマノ8000~程度の大きめが使いやすいのでオススメです。

①はナイロン4~5号/PE1.5~2号程度を150m以上巻きます。

②はナイロン6~8号/PE2~3号程度を150m以上巻きます。

巻くのが大変なのでハイギヤリールをオススメしますがお好みで選んでも大丈夫です。

動き回る釣りではないのでリールの自重をそれほど気にしなくてもいいと思います。大物が掛かったときにために少し大きめのリールをオススメしてます。

①オススメのリールはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【ダイワ3500/シマノ5000程度の中型リール】 遠投カゴ釣りに最適な中型リールを紹介 5選

②ノーマルギアの大型リールはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【ダイワ5000/シマノ8000~程度の大型リール】 大物狙いのカゴ釣りやぶっこみ釣りに最適な大型のリールを紹介 5選

 

 

ライン

①は4~5号程度のナイロンラインを150m以上、PEなら1.5~2号程度を150m以上。

②は6~8号程度のナイロンラインを150m以上、PEなら2~3号程度を150m以上。

※最低150m以上です。余裕があれば200m程度用意してください。

オススメのナイロンラインはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【海釣り用ハリス】 コスト重視orパフォーマンス重視 5選

オススメのPEラインはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【ソルト用PEライン】 どんな釣りでも活躍する強度の高いPEラインを紹介 5選

 

ウキ止め

市販のウキ止めを用意しましょう。

仕掛けが重すぎて止まらない場合はウキ止めを2ヵ所に付けるなどの工夫をしてください。

筆者のオススメはこちら

 

 

シモリ玉

中程度の大きさのものが望ましいです。

筆者のオススメはこちら

 

 

遠投ウキ

仕掛けの総重量により異なりますがオモリの号数+1~2号程度上のサイズを目安に購入すれば大丈夫かと思います。(カゴの重さは表記通りでない可能性があるので公式サイトなどでしっかりと自重を確認しましょう)

オススメの遠投ウキはこちらの記事で紹介してます→初心者に方におすすめ!! 【カゴ釣り用遠投ウキ】 視認性重視の使いやすい遠投ウキを紹介 5選

 

 

ウキストッパー

市販のからまん棒などを準備しましょう。

ウキが止まれば何でもいいのでゴム管+爪楊枝などで代用することもできます。

筆者のオススメはこちら

 

 

サルカン

中型~大型のサルカンを準備してください。

サルカンがないと仕掛けがヨレますので必ず用意してください。

筆者のオススメはこちら

 

 

天秤

カゴ釣り用と明記された商品も多く販売されてますのでそちらを用意しましょう。

天秤の大きさはそれほど重要じゃないので大きすぎたり小さすぎたりしなければ適当でも大丈夫です。

またカゴと一体化した製品もありますのでカゴを先に決めてから検討してください。

 

遠投カゴ

カゴにもたくさんの種類があります。

※各メーカー公式サイトなどで必ず重量の確認をしてから購入しましょう。(ウキとのバランスが悪くなります)

 

ジェットカゴ/遠投カゴなどの表記で販売されてるカゴ(ブラックカラーのカゴが多いです)は撒き餌を狙いのタナで一気に放出したいときに使います。(主にマダイを狙うのに適しておりコマセを確実にポイントまで届けてくれます)

 

ロケットカゴなどの表記で販売されてるカゴ(だいたい透明なカゴが多いです)はコマセを一定の間隔で放出し続けるので青物/メジナなどを狙うのに適しています。

 

またオモリが付いていないカゴを使う場合は別途ナス型オモリを用意しましょう。

オススメの遠投カゴはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【カゴ釣り用遠投カゴ】 初心者でも使いやすい遠投カゴのオススメを紹介 5選

 

クッションゴム

クッションゴムの選び方はハリスの強度と同程度のものを選びましょう。

クッションゴムは付けなくてもさほど問題ないですがアワセのタイミングでラインが切れることもあるので念のため付けたほうがいいかと思います。

筆者のオススメはこちら

 

 

仕掛け

余裕があれば市販のカゴ釣り用仕掛けを用意しましょう。

1本針仕掛けは扱いやすいです。2本針仕掛けは単純に釣れる確率が上がります。

①ならハリス3~4号程度

②ならハリス6~7号程度

自分で仕掛けを用意する方も上記のハリスと狙う魚種に合わせたハリを用意すれば大丈夫です。

筆者のオススメはこちらのシリーズ

 

あると便利なもの

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 カゴ釣りで使うエサ

 

カゴ釣りで使うエサは一般的にオキアミのみを使用します。

集魚力を上げるためアミエビを混ぜたり、少量の配合エサを混ぜたりする場合もあります。

配合エサを混ぜる場合は狙う魚種に合わせたものか単純な集魚力を上げるものを混ぜましょう。

オキアミを使う量はその日の魚の活性にもよりますが総重量4kg程度あれば1日(10時間程度)持つかと思います。(アミエビ/集魚剤など混ぜる場合はその分減らしましょう)

 

付けエサとして使うオキアミは撒き餌と同じものを使えば経済的ですが手を突っ込みたくない方は別にフカセ用などの付けエサ用オキアミを用意しましょう。

エサ取りが多いときはボイルされたものを使うと効果的です。

 

筆者の鉄板のカゴ釣り用コマセはオキアミ3kg+アミエビ500g+V9半分程度です。(10時間程度)

これで少し足りないか丁度いいくらいなので参考にされてみてください。

 

 

 エサの付け方/コマセの詰め方

 

付けエサとして使うオキアミはフカセ釣りなどと同じ付け方で問題ないです。

 

コマセの詰め方

ここでは筆者がよく使うオキアミ+アミエビ+集魚剤を前提にして説明したいと思います。

コマセを詰めるときはあまり押し込まずふんわりと8割程度詰めましょう。押し込めば押し込むほどコマセが放出し難くなりますので場合によっては調整してみてもいいかと思います。

基本的な遠投カゴは上図のような構造になっており付けエサのオキアミを中に収納して投げ入れます。

カゴ上部に付いてるストッパーでコマセの拡散量を調整できるので狙う魚種に合わせて調整しましょう。

タイを狙う場合はコマセを狙いのタナで一気に放出させます、青物を狙う場合は少しづつ放出されるよう調整しましょう。

オススメの遠投カゴはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【カゴ釣り用遠投カゴ】 初心者でも使いやすい遠投カゴのオススメを紹介 5選

 

 

 釣り場の選び方

 

カゴ釣りは堤防/磯/サーフなど様々な場所で行えますが釣れるポイントとしては潮通しが良くそこそこの水深がある場所がオススメです。

またコマセで寄せる釣りなので人が多くコマセが既に効いてるポイントを探しましょう。ですが人が多ければトラブルも頻発するので初めは遠投に慣れるため人が少ない釣り場を選んだ方がいいかもしれないです。

カゴ釣りで有名な釣り場はコマセも多く魚も寄ってきますが3m間隔で人が並んでますので初心者の方は避けましょう。仕掛けの操作や魚とのやり取りで他の釣り人に迷惑を掛けてしまうのでカゴ釣りに慣れてからそういった釣り場を目指してください。

 

 

 カゴ釣りのコツ

 

仕掛けは沖の潮目に向かって投げましょう。

潮目とは分かりやすく言えば海の色が違う場所を指します。そういった場所にはプランクトンが豊富でそれを捕食する魚も集まってきます、さらにそれを捕食する大型の魚も集まって来るので遠投できるカゴ釣りのメリットを最大限に生かしましょう。

 

魚がいなければ絶対に釣れません、タナをしっかりと合わせましょう。

周りに釣れてるカゴ釣り師がいれば聞くのが一番手っ取り早いですが自分で探るのも楽しみの1つです。ウキ止めの位置を調整して釣れるタナを探り当ててください。また狙う魚種によって適切なタナは変わってきますので事前に調べておけば初めからある程度は分かると思います。

 

コマセを効かせましょう。

まず大前提としてコマセが効いてないと魚は集まりません、いろいろなポイントに投入するのではなく同じポイントにひたすらコマセを撒き続けます。初めはコマセの放出量を多めにして頻繁にコマセを詰め替えることを意識してください。初めの10投ほどはコマセのためと割り切ったほうがいいかと思います。

 

遠投技術、魚とのやり取りなど絶対に経験を積まないと上手にならないです、初めは人の少ない釣り場で練習していき最終的には各地カゴ釣りで有名な釣り場を目指してみてください。

 

 

 覚えておきたいこと

 

カゴ釣りではラインと金具を結ぶダブルクリンチノット

ハリスとハリを結ぶ外掛け結びを覚えておきましょう。どちらもそれほど難しい結び方ではないので覚えておけば他の釣りでも必ず役に立つかと思います。

 

釣れない原因には様々な要素があります。

その釣り場で全く釣れていない状況ならコマセが効いてない、元から魚が少ない釣り場の可能性があります。そういったときには大人しく釣り場を変更するか練習と割り切って頑張ってみてください。

周りが釣れているのに自分だけ釣れてないような状況ならタナ、付けエサを疑いましょう。

 

最後に…

カゴ釣りは他の釣りと違い周りの釣り人に迷惑を掛けることが多い釣りです。事前に軽くでいいので挨拶などしておけばトラブルも回避できたり、釣れるタナを教えてくれたりと良いことだらけなのでしっかりと交流しておきましょう。