3月~5月の春バス攻略ガイド【ルアー/ポイントの解説付き】
- 2019.05.17
- 攻略記事(Fishing)
- エサ, バス釣り, ルアー, 釣り攻略
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春バスの特徴
3月~5月の春はバスの産卵期(スポーニング)迎えます。
産卵前/産卵中/産卵後で最適なポイント/ルアーが異なり覚えることは多いが釣りやすい時期でもあります。また産卵時期(スポーニング時期)は産卵前後でバスの呼び方が異なり産卵前をプリスポーン(プリバス)、産卵中をミッドスポーン(ミッドバス)、産卵後をアフタースポーン(アフターバス)と呼び分けますので余裕があればこちらも覚えておきましょう。
産卵(スポーニング)の流れ
ブラックバスの産卵は水温が15℃程度で安定したシャローエリア(浅瀬)で行われます。まずは雄(♂)のバスが産卵場所を探しに浅瀬へ、場所が決まったら次はそこへ雌(♀)のバスが合流し2匹のバスは協力しながら産卵を行います。
卵を産み終えた雌(♀)のバスは産卵で失った体力を取り戻すべく雄(♂)のバスに卵を任せ、浅瀬でエサを食べたり深場で休息を行い徐々に体力を回復しながらやがて普通の生活へと戻っていきます。
一方で雄(♂)のバスは産卵を終えた雌(♀)のバスを見送り、その後一切の食事をせず(諸説あります)孵化まで厳戒態勢で卵を守り続けます。…そうして月日は過ぎ2週間もすれば旅立ちの時を迎えます、孵化したばかりの子供バスは雄(♂)のバスに見守られながら群れをなし一人前のバスを目指して旅立ち、全ての卵が孵化すればここでようやく雄(♂)バスのお仕事も終了、エサを食べ休息をし体力を回復しながらやがて普通の生活へと戻ります。
3月のバスの特徴と最適なルアー
水温が10℃程度まで上昇すればバスは浅瀬を意識しだし15℃程度まで上昇すれば早いバスだと産卵を開始、そしてこの時期に狙うのは産卵前に栄養を蓄えるため荒食いを行うバスです。バスが越冬を行うディープ、産卵を行うシャローに隣接したカケアガリになったポイントをサスペンド系のミノーで攻めるのが定番、ですが気温の上下が激しい時期なので水温の低い日はラバージグでボトムを、水温の高い日はクランクでシャローを狙ったり、とその日の水温に合わせて狙うポイント/ルアーを変えてあげることが重要です。
この時期ならではのコツですが越冬後のバスはまだまだ体力を回復しきれておらず喰う力が弱いです、どのルアーを使うにしてもスローなアクションで食わせの間を入れてあげることが釣果への近道です。
4月のバスの特徴と最適なルアー
水温も15℃で安定しプリスポーンバス(産卵前)とミッドスポーンバス(産卵中)、早いバスだとアフタースポーン(産卵後)にもなり様々な状態のバスが混ざり少しだけ難しい釣りになります。
筆者はミッドスポーン(産卵中の)バスを狙わないのでミッドバスに関しての攻略は割愛、プリスポーンバスを狙う場合は上記「3月の攻略」を参照してください。
ではアフタースポーンバスの狙い方ですがその前に少しだけ注意点を、上記の「産卵の流れ」の項にも書いていますが産卵後は雄(♂)バスが1匹で卵を守り続けます、産卵が行われた場所をネストと言いますがこのネストにルアーを投げてしまうと厳戒態勢で卵を守るオスが追い払おうと口で攻撃し結果的に釣れてしまったりします。釣られたショックが収まれば元の場所に戻るといわれていますが筆者は釣らないことが一番だと思っています、簡単に釣れるので狙ってみたくもなるのも分かります、が余裕があればネストを守るオスバスはそっとしておいてあげてください。
少し話が脱線し長くなってしまったのでアフターバス(メス)の狙い方は次の「4月の攻略」で解説します。
5月のバスの特徴と最適なルアー
ほとんどのバスがミッドバスorアフターバスとなり釣りにくい時期になります。
軽めのルアーをスローに動かし誘うのが基本となりライトリグワームなどがオススメ、ポイントは浅瀬(シャロー)でベイトが豊富な場所、早いバスなら体力を回復し終わり積極的にベイトを追い回しますがどちらにせよシャローを狙うのが近道です。
梅雨に突入すれば高活性のバスで溢れかえるのでルアーの動きを確認する程度の気持ちで挑みましょう。
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