魚種別攻略ガイド 【ブリ編】 魚種に合わせた最適な仕掛けと釣り方/特性から行動パターンまでその魚種の全てを徹底解説!!

ブリの生態&生息域
ブリとはスズキ目アジ科に分類された回遊性の大型肉食魚です。
全長は最大150cm体重40kgの記録がありますが釣りのターゲットとしては~80cm/~5kg程度となっています。
出世魚として名前がいくつかあり関東のほうでは35cm以下をワカシ、60cm以下をイナダ、80cm以下をワラサ、80cm以上をブリと呼称されます。関西のほうでは35cm以下をヤズ、60cm以下をハマチ、80cm以下をメジロ、そして80cm以上をブリと呼ぶそうです。(成長速度は1年で30cm、2年で50cm、3年で65cm、4年で75cm程度)
ですが養殖物をハマチ、天然物をブリと呼んだりと曖昧な部分もあり人や地域によって異なってきますのでそれほど意識せずすべてをブリと呼んでもさほど問題はないかと思います。
ブリは肉食性の回遊魚で主に小魚を好んで捕食します、生息域はほぼ日本全域に及び(一部地域を除く)温暖な海域では定着した個体の存在も確認されています。季節的な群れでの回遊を行い春から秋には北上、冬から初春にかけて南下を行います。
また同種のヒラマサと外見が酷似しており初心者の方には非常に見分け難いのでブリの画像を例に解説していきます。
まずはこちらの画像(ブリ)をご覧ください。
※カンパチは目の上に八の字に黒い帯が入り分かりやすいのでこちらの記事ではヒラマサとの見分け方をご説明します。
①口元に関して。
ブリ=口元が非常に角張っています。
ヒラマサ=ほんの少しだけ丸みを帯び柔らかな印象。
※正直口元では分かり難いので次の②or③で見分けましょう。(慣れれば分かります)
②ヒレの長さに関して。
ブリ=胸ヒレの長さと腹ヒレの長さは同じくらいです。(胸ヒレが少し長い個体もいます)
ヒラマサ=胸ヒレは腹ヒレより短いです。
つまりお腹のヒレが長ければヒラマサ、胸のヒレが長いか同じくらいならブリとなります。(画像はヒレを閉じているので分かり難いですがおそらくブリです)
③ヒレと模様の隙間に関して。
黄色い帯状の模様がヒレから離れているかどうかでも判別できます。
帯模様とヒレが離れていればブリ、隙間がほぼないか重なったものはヒラマサとなります。
ですが個体により模様の強弱が異なり完全に見えない個体もいますので上記2つの見分け方も覚えておきましょう。
ブリの特性&食性
前述しましたがブリは小型の魚を好んで捕食します、例外としてオキアミなどでも釣れることもありますがこれはそこそこ稀な例でオキアミに寄った小魚を食べに来たブリがたまたまオキアミを捕食しただけです。ブリを狙って釣る場合はメタルジグ一or泳がせ釣りになりますので初心者の方はまずジギングあたりから初めてみてください。
ブリの性格は個体により多少異なりますが憶病な性格のものが多いです。ブリの群れを散らすほどのアクションはショアから狙うのであれば気にする必要はないですが一応覚えておきましょう。
ブリ狙いに最適な釣法&仕掛け
ブリを狙う場合はジギング/泳がせ釣りのどちらかになります。
どちらも仕掛け自体は簡単な構造だが技術と知識の両方が必要なためどちらが簡単かは筆者にも分からないです。ただ筆者の経験上で言えば青物全般の釣果に期待できるのは泳がせ釣り。活餌も不要で最も手軽に狙えるジギングとなります。
ですが泳がせ釣りにはエサとなる生きたアジが必要なため準備のハードルが少し高いです、初心者の方はまずジギングから初めて見て少しだけブリを狙う感覚を掴んだほうが釣果への近道になるかと思います。
どちらの釣法もメリットデメリットがありますがしっかりと理解してどちらがいいのか選択してください。
攻略記事はこちら→ライトショアジギング攻略記事
攻略記事はこちら→アジの泳がせ釣り攻略記事
ブリ狙いにオススメなポイント&コツ
ショアからブリを狙うのであれば磯/堤防などの潮通しのいい場所を見つけましょう。
そして青物全般を狙うときはアジやイワシといった小魚の群れが入っているのかどうかも大事です、前述した通り小魚を好んで捕食するのでエサとなる群れの有無が非常に重要です。
まずはアジやイワシの釣果情報を探してそれらの群れが入った場所を見つけることが爆釣への近道です。
またブリを狙うときのアクションはワンピッチワンジャークがよく釣れる気がします。そして狙うタナは表層~中層がオススメ、とにかく群れに当たらないと釣れないターゲットなので根気よく釣り場に通いましょう。
コツではなくアドバイスになりますがひたすら投げ続けることが最も大事なことです。
準備は大変ですが泳がせ釣りなら放置も可能なので他の釣りをしながら楽しむこともできたりします。
ブリの美味しい食べ方
「ブリを釣ったら次は調理だ!」となりますが少しだけ注意して頂きたいことがあります。
どの魚にも付く可能性はありますがブリにも勿論寄生虫が存在します、ブリによく見られる寄生虫は主に糸状虫/アニサキス/ハダムシと呼ばれる寄生虫たちです。
糸状虫は最大50cm程度まで成長する大型の寄生虫ですが人が食べても害はなく目視で簡単に確認が可能なのでこちらはおそらく大丈夫かと思います(血合い付近を確認しましょう)。ハダムシも同様に食べたとしても害はなくそこそこな大きさなのでこちらも目視での除去が簡単に行えます(こちらはブリの表面に付きます)。
と2つの寄生虫について説明しましたが皆様が最も恐れているのはアニサキスですよね。
こちらの寄生虫だけは生きた状態で体内に摂取すると感染してしまいアニサキス症と呼ばれる感染症を引き起こしてしまいます、病院に行けばすぐに治すことができますができれば感染は避けたいところ…。
ですが他の記事でも説明している通りよく見れば目視での確認も可能、どうしても心配なら加熱/冷凍処理で除去することが可能なので心配な方は加熱処理をすれば安全に食べることができます。
いろいろと書きましたが注意すれば回避できますので生食をされるときは光に透かしたりしてしっかりと確認してください。
本題に戻りますが続いてはブリの美味しい調理法について。
ブリの身は刺身だと他の青物よりも柔らかくサクトロな食感で味は青物のそれです。火を通せばその身はしっかりとした食感に変わりクセのない白身で美味しく頂けます。
オススメな調理法は刺身/ぶりしゃぶ/煮付け/カマ焼きなどありますが中でも筆者が一番オススメな調理法はぶりしゃぶです。
刺身状に切ったブリをダシに5秒ほどくぐらせたらお好みの薬味を付けてポン酢で頂いてみてください。釣りたてなら特にふわとろな食感とブリの味でとろけるほど美味しいです。
スーパーなどのブリとは一味違いますよ!
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