海釣り攻略ガイド 誰でも簡単に始められて大漁も夢じゃない! 【サビキ釣り編】
- 2017.12.21
- 攻略記事(Fishing)
- エサ, 海, 釣り攻略
サビキ釣りといっても漁港で使う小さな仕掛けから船で使う大きな仕掛けまであると思いますが、こちらの記事では漁港などで使用する小さめの仕掛けで釣果を上げるためのコツを紹介したいと思います。
サビキ釣りとは
簡単な仕掛けで多種多様な魚を釣ることができるのでファミリーフィッシングの定番として知られてるいるほか、必要な道具も少ないので初心者の方にも始めやすい釣りです。
サビキ釣りとはカゴに詰めたエサを海中にばら撒くことで疑似餌針をエサと勘違いさせ魚に食わせる釣法です。
小さな針にはスキンと呼ばれる疑似餌が付いてますので餌を付ける必要がなくカゴに餌を入れては落とすを繰り返すだけなので手返しがよく初心者の方も魚と気軽に触れ合うことができる入門向けの釣りとなってます。
サビキ用の仕掛けは数多く販売されているので「ここには売って無かった」なんてこともないと思います。
また小さな針一つ一つに餌を付ける釣り(トリックサビキ)もありますがそれは別記事で書きたいと思います。
対象魚
群れで回遊してる魚であればほとんどが対象魚となります。
アジ・サバ・イワシ・カマスなどの回遊してる魚や漁港内で群れを作ってるボラ・ベラなど場所によって狙える魚は様々です。
漁港内は魚にとっても安全な場所となりますので、メジナ・アイゴなどの大きくなったら沖に出ていく魚も小さいときはそういった場所で群れを作りエサを求めて回遊してます。
潮通しのいい漁港だと大型の魚も回遊してくるので油断してると仕掛けを切られることも。
大型の実績がある漁港でサビキ釣りをする場合はいつもより太い仕掛けを準備しましょう。
釣りシーズン
全ての対象魚を書くと記事が物凄く長くなりますので、ここではどこの漁港でも釣れるような魚だけをまとめます。
アジ 6月~10月
サバ 7月~10月
イワシ 通年
コノシロ 9月~12月
サッパ 通年
メジナ 6月~12月
魚種別の詳しい生態/特性/食べ方などはこちらの記事で解説しています↓
準備するもの
①竿
ある程度硬さがあればどの種類の竿でも大丈夫です。
磯竿の場合は長さ3.6m~4.6mくらいで1.5号~2.0号くらいの竿がいいでしょう。
ただ磯竿は先端が非常に細いので無理な力を掛けると簡単に折れてしまいます、心配な方はちょい投げ用の竿を使用しましょう。
延べ竿でのサビキにオススメのロッドはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【万能延べ竿】 簡単な仕掛けのサビキ釣りやトリックサビキに最適な延べ竿を紹介 5選
万能磯竿はこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【万能磯竿(2号4m前後)】 フカセ釣りやウキ釣り、サビキ系の釣りまで幅広く使える磯竿を紹介 5選
②リール
2.5号~3号のナイロンラインが150mほど巻いてあればどのリールでも大丈夫です。
サビキ釣り専用のリールではなく他の釣りで使ってるリールを流用しましょう。
サビキ専用で一つ欲しいという方はダイワ2500番 シマノ3000番あたりがオススメです。
小さめのオススメリールをこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【小物釣りに最適な小型リール】 渓流ルアーフィッシングに最適なリールを紹介 5選
③ライン
2.5号~3号程度を150mほど巻きましょう。
オススメのPEラインはこちらで紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【ソルト用PEライン】 どんな釣りでも活躍する強度の高いPEラインを紹介 5選
オススメのナイロンラインはこちらで紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【道糸用ナイロンライン】 コスパ重視のナイロンラインを紹介 5選
④スナップ
リールから出てるラインに付けるためのスナップサルカンを用意しましょう。
取り付けることで簡単に仕掛けの交換が出来るようになります。
⑥仕掛け
市販のサビキ釣り仕掛けを購入してください。
上下にスナップサルカンが付いており繋げるだけで完成します。
針のサイズは4号~7号くらいでスキンの色は断然ピンクがオススメです。
ハリスのサイズは1号~1.5号くらいがオススメです。
また大物が釣れた実績のある場所などでは太めの仕掛けを用意しましょう。
初めての場所に行く場合などは数種類用意しておけば対応できますので余裕があれば用意しましょう。
自分で作ることもできますが手間も時間もコストも掛かるのであまりオススメしません。
コマセカゴ
⑤上カゴ式の場合
洗濯バサミのように挟むようにエサを詰めることができるタイプがあるのでそちらを買ってください。
手が汚れず大変便利です。
⑧下カゴ式の場合
オモリが付いてるプラスチックのカゴを準備しましょう。
別でオモリを付けることもできますがオモリ付きが便利です。
⑦オモリ
下カゴ用のコマセカゴには元からオモリが入ってますので用意する必要はありません。
ナス型オモリ4~8号で場所に合わせたものを選びましょう。こちらも数種類持っていけば安心です。
その他あると便利な小物
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余裕があれば準備するもの
ラインカッター
針外し
フィッシュグリップ
タモ網
水汲みバケツ
エサ用バッカン
偏光サングラス
タオル
クーラーボックス
袋
小物入れ
スカリ
エアレーションポンプ
魚を締める場合はナイフかハサミ
エサ
冷凍されたアミエビを使用するのが一般的です。
アミエビ単体で使うのが一般的ですが、アミエビ用の配合エサもあるので興味のある方は使ってみてください。
解凍するのが面倒な方は釣り場の近くの釣具屋さんに電話で解凍予約をしておけば解凍の手間が省けます。
準備するエサの量は釣れ具合によりますのでなんとも言えませんが、1人で釣りをする場合小サイズ(1kg)が3~4時間ほどで無くなると思います(アミエビ単体の場合)。最近は常温保存のアミエビもありますので足りないときはそちらを使ってみてください。
余談ですがアミエビは基本的に大サイズ(2kg)と小サイズ(1kg)の2種類で売ってます。(店舗により異なります)
場所選び
事前になにが釣れるか下調べを行い釣り場へ向かえば現地で焦らずに釣りができると思います。
サビキ釣りの場合人が多ければ多いほど魚も集まってきますので人が多い場所がオススメです。
初心者の方は海釣り公園をオススメします。
ほとんどの海釣り公園はホームページなどを作ってますのでいま何が釣れてるのか、施設の設備がどうなってるか、など詳しく紹介されてます。事前に調べて行くことができるので家族で釣りをされる方はこちらも候補に入れてみてください。
海釣り公園などで釣りをされる方はお隣との距離に気を付けてください。あまり近い場所に座られると気を使います。
釣り方
サビキ釣りは カゴにエサを詰める→落とす→エサを海中に撒く→引き上げる の簡単な動作だけで魚が釣れます。
エサの詰め方
カゴいっぱいにエサを詰めるとエサが出にくくなるので8割ほどにふんわりと詰めましょう。
狙ってるタナが深い場合などはちょっと強めに入れてください。
エサの撒き方
海中にコマセカゴを落としたら魚がいる深さまで仕掛けを下ろしましょう。
海釣り公園でしたらイワシ→表層 アジ→底 が一般的だと思います。(時期や場所にもよると思います)
魚がいるタナに到着したら竿を上下に2~3回大きく振ってカゴの中身を海中に撒きます。
海の中をイメージして撒いたエサの中に疑似餌を漂わせれば魚は間違って針に食べてきます。
エサがなければもちろん魚は食べてくれませんので無くなったと思ったらこまめに詰めなおしましょう。
周りが釣れてるのに自分だけ釣れない場合は仕掛けのタナ(深さ)を調整してみましょう。
ある程度慣れてきたら潮の流れも意識してみてください、仕掛けはコマセの中に漂わせるように。
最後に
釣ってよし食べてよしの魚が手軽に釣れるサビキ釣りでしたがその手軽さからマナーが悪い方の比率も高いように思います。
ご自身で出したゴミはきちんと持ち帰りましょう。
また毒のある魚が釣れることもあるので知らない魚は素手で触らないようにしましょう。
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