渓流釣り攻略ガイド ★失敗しない管理釣り場での釣り方★ ルアーを使った管釣りを徹底攻略! 【トラウト管理釣り場編】
- 2018.07.28
- 攻略記事(Fishing)
- ルアー, 渓流, 釣り堀, 釣り攻略
こちらの記事ではルアーを使った管釣りの釣り方/仕掛け/コツなどを詳しく解説していきます。
管理釣り場についての詳細はこちらの記事を参考にしてください→トラウトの管釣りをエサで攻略
また放流魚の詳細/釣れるポイントなども上記のエサ釣り記事で解説しています。
もっと渓魚達を詳しく知りたい方はこちらの記事で詳しく解説しています↓
目次
エサを使った管釣りとの違いとは
ほとんどの管釣りではエサ専用エリア/ルアー専用エリア/毛鉤専用エリアといった感じで場所が分かれています。勿論エサ釣りならエサ専用エリア、ルアーをするならルアー専用エリアで釣りましょう。稀に分かれていない管釣りもありますがトラブルの原因になりますのでそういった管釣りは慣れてからがオススメ。
ルアーを使うメリットとしてはエサ釣りでは到底届かないようなポイントも簡単に攻めきれること、ゲーム性の高さ、水深を気にする必要がないことなどが挙げられます。
デメリットとしては確実にエサ釣りより釣果で劣ります。
稀に釣果で勝つこともありますがそれは腕の差だと思います、同じ人が同じ時間にエサ釣りとルアー釣りをすればエサ釣りのほうが断然有利なのです。
釣りたいならエサ釣り、遊びたいならルアー釣りと割り切って考えましょう。
仕掛けの解説
管釣りルアーフィッシングで使う仕掛けはネイティブ(自然渓流)用のタックルを使いましょう。
管釣りに特化したロッド&リールも販売されていますが専用で1本用意するならネイティブ用のタックルが汎用性が高くオススメです。エリアトラウトロッドにも汎用的なロッドはありますが選ぶのが難しいです。
準備するもの
ロッド(スピニング)
5ft(1.5m)前後の軽くて扱いやすいネイティブ用ロッドが最適です。
ロッドの硬さは各社数字の後ろにUL/L/ML/Mなどと表記してあるので自分に合った硬さを選択しましょう。
初めての方は硬いロッドのほうが扱いやすいので表記L~Mあたりを目安に選べば大丈夫です。
オススメのスピニングロッドはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【トラウトロッド】 渓流でのルアーフィッシングに最適なロッドを紹介 スピニング編 5選
上級モデルはこちら→★初心者以上★の方におすすめ!! 【トラウトロッド】 ネイティブ/エリア問わずに使えるスピニング上級モデルを紹介 5選
リール(スピニング)
管釣りで使うリールはダイワなら1500~2000/シマノ1000~1500あたりが無難です。(小さくて軽いものが最適)
ネイティブでの使用も検討中なら絶対に軽いハイギアのリールを選んでください。
エリアだけの使用ならノーマルギアでもさほど問題ないですがハイギアのほうが便利です。
オススメのスピニングリールはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【小物釣りに最適な小型リール】 渓流ルアーフィッシングに最適なリールを紹介 5選
渓流用ベイトタックル
ベイトタックルを検討中の方は初心者ではないと思いますので説明は割愛。
手返し/パワーを重視するならベイトタックルの選択も視野に入れましょう。
オススメのベイトタックルはこちらの記事で合わせて紹介してます→★初心者以上★の方におすすめ!! 【トラウト用ベイトロッド&ベイトリール】 扱いやすいベイトタイプのロッドとリールを合わせて紹介 3+3選
ライン(道糸)
PEライン0.4号~0.6号を150m程リールに巻きましょう。
ナイロン/フロロの場合は1.0号~2.0号を150m程が最適。(筆者はPEの使用を強くオススメします)
オススメのフィネス対応PEラインはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【渓流用フィネス対応PEライン】 スピニングでもベイトでも使える渓流フィネスに最適なPEラインを紹介 5選
リーダー(ハリス)
フロロカーボンライン1.0号~1.5号を数種類用意しましょう。
大物が期待できる場所なら~2.0号あたりも視野に入れてください。
オススメのリーダーはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【渓流用ハリス】 コスト重視orパフォーマンス重視 5選
スナップ
ルアーの動きを多少邪魔してしまうので絶対に使わない派の方もいるかと思いますが筆者は使います。
使う場合は小さめならそれほど問題ないと思います。
ルアー
エリアトラウトで使うルアーは主に3種類。
汎用性の高さが人気のスプーン/ゲームフィッシングに欠かせないミノー/諸刃の剣でお馴染みのスピナー。
後ほど詳しく解説しますが上記3種をカラー/形状/重さ別に数種類用意するのが望ましいです。
ネイティブ用渓流ルアーはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【自然渓流用スプーン/ミノー/スピナー】 ヤマメ/イワナ/ニジマスを狙うのに最適なルアーを紹介 15選
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その他あると便利なもの
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スプーンの選び方と使い方
トラウトと言えばこちらを連想するくらいポピュラーなスプーン型のルアー。
値段も安く数が必要な管釣りにおいてはこれだけを使う方も多いと思います。しかし管釣りではスプーンに対してスレてる可能性もあるのでこれだけだと少し心もとないです。
重さの選び方はその場の状況により異なりますが管釣りなら0.6g~3g程度を用意すれば問題ないと思います。自然渓流を使った管釣りなら~7gも状況によっては必要です。
形状の選び方は完全に好みですが幅が広めのものが良く釣れます。
カラーの選び方はスプーンをメインで使うなら金色/銀色/蛍光/ナチュラルの4色は確実に用意します。ミノー/スピナーがメインなら金色/銀色+αで問題ないかと思います。
良く釣れるスプーンの使い方はただ巻き or リフト&フォールです。
釣り場の状況を探るために最初はスプーンのただ巻きで魚の活性や地形の情報を探りましょう。
スプーンが良く使われる理由には汎用性の高さもあります。様々なアクションで使ってみるのが釣るための近道になるかも。
ミノーの選び方と使い方
1個あたりの値段が非常に高価で数を用意するのが厳しいが釣れるときは非常に強いので数個は用意しておきましょう。釣れないときはとことん釣れないのでルアーの種類を変えることも大事なポイント。
ミノーは重さ/形状で選ぶのではなく泳がせたい水深で選びます。
大きく分けると表層を泳ぐフローティングタイプ、表層から中層を泳ぐサスペンドタイプ、中層からボトム(底)を泳ぐシンキング、ボトムを泳ぐヘビーシンキングに分かれます。
タイプによっては泳ぐ層がさらに上下するので購入の際は慎重に選びましょう。
カラーセレクトは金色/銀色/ナチュラルの3色を確実に用意しましょう。
エリア専用ならゆっくりな巻きでもしっかりとアクションするものが多くミノーに関してはエリア/ネイティブと分けて考えたほうが良いです。
ミノーで良く釣れるアクションはトゥイッチです。
キレのあるトゥイッチを練習して魚を魅了しましょう。またトゥイッチの合間にただ巻きを入れるのも効果的。
まずはスプーンで状況を探り活性が高いようならミノー or スプーン。活性が低いようならスピナーの使用がオススメ。
スピナーの選び方と使い方
スピナーの選び方はスプーンと同じなので割愛。
使い方としてはただ巻くだけです。付属のブレードが回転し魚に猛アピールしてくれるのでアクションの必要はほとんどないです、逆にアピール力が高すぎて魚がスレやすくなってしまうので使う場合は気を付けてください。
アピール力が控えめなスピナーもありそちらを検討されてみるのもいいかと思います。
移動を考えてる場所で最後に投げてみるのがオススメな使い方。(高速で巻くと魚は逃げます)
釣れるポイント
管釣りの放流システムにより釣れるポイントは変わります。
放流したてを狙う場合はその場に留まることが多く活性も高いので放流直下のポイントを狙います。
放流後1時間を過ぎたあたりから徐々に快適な場所を求め移動を行います、泡の立つポイント、瀬などを中心に狙いましょう。
放流後3時間程度からは徐々に警戒心が高くなり釣り難くなります、流れ込み、岩陰などの日の当たらないポイントに身を潜めているので障害物付近を丁寧に探りましょう。
放流を決まった時間にのみ行う場所では流れ込み、障害物付近、泡、瀬、淀みなどを探し怪しいと思った場所は徹底的に攻めます。警戒心の高い大物は落差で白泡が立つポイント付近に多いように思えます、アタリがなければルアーの種類や色を変えて再度攻めてみましょう。
管釣りルアーのコツ
渓流釣りではルアーのカラーロテーションが非常に重要です。管釣りでも同じく釣れなければカラーを変えてみたり、形状/重さなどを変えてみたりも釣果を上げるための大事な要素です。
一度スレた魚は3時間程度は釣れないと考えたほうがいいです、同じルアーを同じカラーで投げ続ければすぐにスレてしまったり警戒してしまったりしてしまうので5投前後でダメならルアーチェンジのタイミングです。
あとはひらすら投げるだけです。
エサと違い匂いもなく動きと音だけで魚へアピールします。待ちの釣りではなく攻めの釣りだということを忘れずに怪しい場所は丁寧に探りましょう。ルアーフィッシング全般に言えますが投げた回数=釣れる確率です。
管釣りで覚えておきたいこと&注意事項
管釣りではルアーフックをバーブレスに交換するのが一般的です。場所によっては強制ではないところもありますが長く釣りを楽しむためにもバーブレスフックに交換しましょう。(強制の場所も多いので釣行前に確認してください)
魚を取り込む場合はランディングネットを極力使いましょう。リリースが前提なら確実にランディングネットを使い水から上げずにハリを外せれば魚へのダメージも少なく済みます。(触れる場合は手を十分冷やしてから優しく触れてください)
管釣りとは放流を行い管理されている釣り場です、事前にしっかりと料金体制やトイレ、軽食の有無などしっかりと確認してから向かえば現地で焦ることもなく快適な釣行になるかと思います。
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