渓流釣り攻略ガイド ★失敗しない管理釣り場での釣り方★ エサを使った管釣りを徹底攻略! 【トラウト管理釣り場編】
- 2018.04.30
- 攻略記事(Fishing)
- エサ, 渓流, 釣り堀, 釣り攻略
トラウト管理釣り場とは
一般的には養殖されたマス類(ニジマス/ヤマメ)の放流を行い管理してある釣り場(以下管釣り)を差します。
自然の川を利用した管釣りや湖に放流する場所など地域により様々な種類の管釣りが存在しており事前にしっかりと料金体制や放流の詳細を調べてから向かいましょう。
簡単に釣りを楽しむことができるため釣りの入門に向いており初心者の方はまず管釣りから初めて見るのもいいと思います。
昔は管釣り=初心者と思われがちでしたが最近では「50upのニジマスを放流!」「大型イワナ放流!」といったイベントを行ってる場所もあり上級者の方でも十分に楽しめると思いますので一度行かれてみてはいかがでしょうか。
主な放流魚とその習性
ニジマス
貪欲な食性で放流直後はエサならなんでも口にするほど。
スレてきたらエサを底で転がしましょう。
ヤマメ
養殖されたヤマメはそれほど警戒心が高くないのでしっかりと底を転がせば食べてくれます。
スレてきたら水の流れを意識して自然なエサを演出しましょう。
イワナ
ニジマスの貪欲さとヤマメの警戒心を併せ持っており狙って釣るのはなかなか難しいです。
スレてきたらヤマメと同じく自然を意識してエサを流しましょう。
もっと詳しい渓魚達の生態はこちらの記事で詳しく解説しています↓
仕掛けの解説
渓流管釣りで使う主な仕掛けは2種類
ミャク釣り(画像参照)とウキ釣り(画像下一文参照)
※画像はミャク釣り仕掛けですが目印の場所をウキにすればウキ釣り仕掛けとなります。
1.チチワ結び
2.トリプルエイトノット
準備するもの
竿
基本的には自然の渓流で使う竿と同じ延べ竿で大丈夫です。(テンカラロッドなどでも代用できます)
長さの目安は場所により多少異なりますが3.6m程度が扱いやすいと思います。
調子/硬さの目安は7:3先調子の硬調が使いやすいです。
良く分からない初心者の方も上記を参考にロッドを選べば問題ないです。
オススメの渓流竿はこちらの記事で紹介してます↓
初心者の方におすすめ!! 【渓流竿】 初めての1本に最適な渓流竿を紹介 5選
★初心者以上★の方におすすめ!! 【渓流竿】 渓流釣りに慣れてきた方にオススメな渓流用延べ竿を紹介 5選
初心者の方におすすめ!! 【テンカラ竿】 初めての1本に最適なテンカラ竿を紹介 5選
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ほとんどの管釣りでは竿の貸し出しを行っているので道具を持ってないor買わない方は竿をレンタルしましょう。
道糸(ライン)
管釣りでは細糸を使うメリットはあまりないと思いますので0.8号~1.2号程度のフロロカーボンを用意しましょう。
良く分からない方は1号のフロロカーボンを用意すれば問題なく楽しめると思います。
※ほとんどの渓流竿は1.2号程度のラインに対応できるよう作られてますが一部対応してない竿もあります。適合ラインを超えて使用すれば破損する危険性があるのでしっかりと確認してから太さを決めましょう。
オススメの道糸(ハリスで代用)はこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【渓流用ハリス】 コスト重視orパフォーマンス重視 5選
目印
仕掛けが見えるなら必要ないですが一応付けたほうが見やすくなり釣りに集中できると思います。
見やすければなんでもいいです。
筆者の一押しはこちら↓
ウキ
管釣りは流れの緩い場所がほとんどなので小さなトウガラシウキを用意しましょう。
またウキ釣りをする場合はウキゴムを忘れずに。
後述しますが初心者の方にウキ釣りはオススメしてないです。(筆者の個人的な意見です)
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ハリス
道糸と同じかそれ以下の号数のフロロカーボンを使いましょう。
ハリス付きの針を購入すれば必要ないので面倒な方はそちらを購入してください。
オススメのハリスはこちらの記事で紹介してます→初心者の方におすすめ!! 【渓流用ハリス】 コスト重視orパフォーマンス重視 5選
オモリ
ガン玉Bサイズ+前後2サイズを用意すればある程度対応できます。
1つに絞るなら2Bサイズを持っていけば大丈夫だと思います。
ゴム張りなどありますが普通の安いやつで十分です。
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ハリ
ハリはがまかつ一刀ヤマメ王が非常に使いやすいのでこちらを準備しましょう。
ハリス付き/単品と販売されてますのでお好みに合わせて選んでください。
トリプルエイトノットはどんな釣りでの使える万能型のノットなので初心者の方も是非覚えましょう。
※単品で購入する場合はハリスとハリを結ぶ外掛け結びを必ず覚えてください。
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その他あると便利なもの
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準備するエサ
管釣りで使うエサはほとんどの場合2種類だけです。
イクラ
値段も安く良く釣れる管釣り万能エサ。(これだけ用意すればどうにかなります)
管釣り施設でも購入できると思いますがスーパーなどで用意できれば多少安く入手できます。
※その場合醤油漬けを買わないように注意しましょう、醤油漬けはまったく食べてくれないです。
ブドウムシ
こちらも管釣り施設に置いてある場合がほとんどですがイクラより少しだけ値段が高いです。
イクラに飽きた魚はブドウムシに好反応を示しますが無理をして用意するほどでもないです。
初めはイクラで釣りをしてどうしても釣れない場合に購入するくらいでいいかと思います。
エサの付け方
イクラは2~3粒破裂しないようそっと刺しましょう。
ブドウムシはお尻から刺し頭の少し手前でハリ先をだしましょう。
管釣りの釣れるポイントと釣り方
放流直後
放流直後はあまり移動せずその場に留まりゆっくりと泳ぐので爆釣するのはこのタイミングがほとんどです。
お腹を空かせた個体が多いので目の前にエサを垂らせばすぐに釣れると思います。
放流後30分~
徐々に警戒心が高くなるとともに食事を終えて居心地のいい場所に移動していきます。
まだまだ釣れる時間なので移動した魚より目の前の魚に集中しましょう。
放流後1時間~
魚が逃げないよう囲ってある管釣りならそろそろエサを自然に流すよう意識しないと釣れなくなります。
広い野池のような管釣りなら流れ込みなど水流の変化のある場所に移動してるのでそういった場所を積極的に狙ってください。
放流後6時間~翌日の残りマス
野生の魚と同じくらいの警戒心を抱き始めます。
違和感のあるエサはまったく口にせず岩の下など身を隠せるポイントでエサを待っているのがほとんど。
自然にエサを流すよう心掛ければ釣れると思います。
野池のような管釣りなら時間帯にもよりますが障害物に身を潜めているか底付近をうろうろしてます。
怪しいポイントにひたすらエサを投入しましょう。
ウキ釣りをオススメしない理由
初心者の方にウキ釣りをオススメしてる方も多いと思いますがそれはなぜでしょうか。
まず一番の理由として考えられるのはアタリが取れないと思ってる方が多いからではないでしょうか。
ウキ釣りのメリットは視覚でアタリが取れること、ウキ下の調整で必ず一定のタナをキープできることです。
デメリットとしては手返しが悪くなる、魚に違和感を与える、合わせのタイミングが遅くなる、などなど。
文字ばかりで申し訳ないです…(もう少しお付き合いください)
つまり何が言いたいかというと視覚的にアタリを取るのも、一定のタナをキープするのも、すべて人の手でコントロールすることができるのです。ということは楽をすることと交換に釣果を下げていると考えられますよね。
「そうは言ってもそれが難しいから…」
結論から言えば全く難しくないです。
渓流竿とは凄く繊細に作られており僅かなアタリでも必ず手元まで伝わります。(必ずです)
タナをキープすることに至っては渓流釣りにおいて非常に迷惑な機能です。底に起伏がある以上エサを自然に流すことを意識すれば絶対に水中でタナを調整する必要があります。(起伏のない管釣りなら読まなくていいかも)
ウキを使えば一定を保つことはできても水中でタナを変えることはできないですよね。
ですので一度騙されたと思ってミャク釣りをしてみてください!
それでも難しいときは素直にウキを使ってください。
覚えておきたい知識
ほとんどの記事に書いてますがトリプルエイトノットは必ず覚えてください。
簡単かつ強度の高い結び方なのでとりあえず覚えましょう。
ハリを単品を購入した場合は外掛け結びも覚えましょう。
ハリスとハリを結ぶ基本的な結び方で他のエサ釣りなどでも使えます。
チチワ結びは渓流釣りをするなら絶対に必要になる結び方なのでこちらも覚えから釣行へ向かってください。
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